道庁 ヒグマ対策室にて、ご挨拶と意見交換をして参りました。

4月1日、新しい春のスタートに、支部長鈴木ひかる、会計監査 福嶋宏 札幌地区長 江田美保
三名にて北海道庁 ひぐま対策室の方々に御挨拶と意見交換をしてきました。

以下、北海道道庁ヒグマ対策課のコメントです

まず、北海道新聞の掲載について。
ヒグマ 7500 頭から一万頭にと抑制という記事については、ヒグマとのあつれきが社会問題化していなかった 2001~2010 年の生息数状態を一つの目標にしようというのが今回提示した考え方。ヒグマによるあつれきは単純に個体数を減らせば良いとは考えていない。人里で問題を起こす個体の捕獲は必要だが山奥で捕獲しても意味は無い。単純にこの数値になるまで駆除するという考えでは無く、人とクマの住み分けが目指す基本であるので、単なる頭数管理のためだけの駆除はしない。他社の記事とも比較していただきたい。

ヒグマの有害捕獲は、市町村が行うが、道が定めた方針に従って、有害性を判断している。報告も求めていて、当然説明責任が問われる。

また、電気柵に関して、農水省からたくさんの農業被害防止のための補助金が出ているので自治体が適切に使用することが出きるように周知したいといわれておりました。

また、ヒグマ対策室課のかたは、「北海道ヒグマ管理計画」にもあるとおり、ヒグマは北海道の豊かな自然を代表する素晴らしい野生動物として道民共通の財産であり、道民の常識としてひぐまとのつきあい方を学ばなければいけない。これからは道庁ひぐま対策室課と、クマ森協会も協力をしあいながら、情報共有し、目指す目的はただ一つ、共存に向けて一緒に進んでいきましようと、素晴らしい意見交換の場を持つことが出来ました。

道庁 ひぐま対策室の武田主幹、橋本主幹、本当にありがとうございました。

これからもよろしくお願いいたします。

北海道支部長 鈴木ひかる

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